ニキビは潰したら駄目なの?
皮膚科医は、通常、自分自身でニキビを潰すということを
患者にアドバイスしません。
その理由は、適切な方法と道具を使用しないと、
感染症や恒久的な瘢痕化につながる可能性があり、
干渉することでさらに悪化する可能性があるからです。
膿疱ニキビは自宅で潰すことが出来る
ただ1つの種類です。
このニキビは赤く、中央が白い炎症を起こしています。
これは、排出されない古い角質や産毛、膿などです。
膿疱ニキビを自宅で潰すときの手順を紹介します。
- ニキビの頂点が白くなるまで待つ
- 潰すのに使用するピンを滅菌して、アルコールで拭きます。
- ニキビもアルコールで消毒します。
- ニキビの先端を穿刺するためにピンを使用してください。
ニキビは手を使って潰してはいけません。
手からバクテリアを染み込ませて感染を悪化させる可能性があるからです。
ニキビを潰した後は、消毒はしません。
近年、消毒をすると傷の治りが遅くなることが判明し、
怪我をしたときも、消毒はしなくなりました。
ニキビを潰したら、まず洗顔をして、
十分な保湿をするようにしてください。
当然のことですが、潰した箇所に異常を感じたら、
すぐに、病院へ行って診察してもらってください。